栄養と効果が知りたいな。
効果のある食べ方ってある?
ブロッコリーは栄養豊富な「健康野菜」です。
強力な抗酸化作用に加え、
抗がん作用も近年注目されています。
今回は「健康野菜の王様」ブロッコリーの
栄養と効果についてお伝えします✨
目次
1、ブロッコリーの栄養と効果
2、近年注目の「抗がん作用」
3、ブロッコリーの栄養を逃さない食べ方
1、ブロッコリーの栄養と効果
ブロッコリーの栄養
①抗酸化作用のあるフィトケミカル(ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンEなど)
→高血圧を予防する、免疫力をアップする
②葉酸
→コレステロールを下げる、赤血球を作る
②カリウム
→塩分を排出する、むくみの改善
③マグネシウム
→骨の強度を保つ
④クロム
→インスリンの分泌を促す
ブロッコリーは栄養が凝縮されているため
「健康野菜の王様」とも。
また血圧、コレステロール、
血糖値(インスリン)に効果があり、
メタボの方にもおすすめの野菜です。
💡まとめ
①ブロッコリーは栄養が豊富
②血圧、コレステロール、血糖値のほか、免疫力、貧血、むくみ、骨の強化に働く
2、近年注目の「抗がん作用」
ブロッコリーに含まれるフィトケミカルで
近年注目されているのがスルフォラファン。
とても強い抗酸化力を持ち、
がん細胞の増殖をおさえる「抗がん作用」
が期待されている成分です。
💡まとめ
ブロッコリーは抗がん作用が期待される成分(スルフォラファン)を含む
3、ブロッコリーの栄養を逃さない食べ方
①ゆでるより蒸す
水を多く使う調理法の場合、
水溶性のミネラルやビタミン
(カリウム、葉酸、ビタミンCなど)
が水に溶け出してしまいます。
少量の水で蒸したり、
レンジで加熱するのがおすすめです。
②生の状態から焼く、炒める
業務用の冷凍ブロッコリーは
急速冷凍されているのに対し、
家庭の冷凍は時間がかかるため、
その過程でブロッコリーの劣化が進み
栄養価が減少すると言われています。2)
生の状態から焼いたり、
炒めたりするのがおすすめです。
③火を通しすぎない
加熱は栄養成分が失われる原因になります。
特にビタミンCは熱に弱いため、
加熱調理のはあとは半分ほどに減少するとも。3)
強火で短時間炒めるなど工夫すると
栄養成分の減少を抑えられます。
④茎も食べる
ブロッコリーの濃い緑の部分は
「花弁(かべん)」と言って花びらの部分。
茎は花の部分より多い栄養素もあり、
栄養豊富です。
特に食物繊維が多く含まれています。
茎の根本や表面の固い部分を
厚めに切り落とすと、
花の部分と同様に食べられます。
いかがでしたか?
ブロッコリーは秋冬野菜で旬は晩秋の11月頃から
冬3月頃と言われますが、
冷凍品ならいつでも食べられます。
「健康野菜の王様」ブロッコリーから
栄養をしっかりとり入れて🥦
<参考文献>
1)山崎准・ほか編(2019)『血糖値・血圧・高コレステロールを下げる食事術100 (TJMOOK)』板倉広重監修,宝島社
2)「冷凍ブロッコリーの栄養価は生より低いの?成分を逃さない茹で方・調理法など紹介!」,<https://chisou-media.jp/posts/1203#head-9a5fefac8520e6d004f56ce67b9ba6f2>
3)”「健康食品」の安全性・有効性情報『ビタミンについて』”,<https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail178.html>(参照2021-1-15)