私は血圧が高いから、
おみそ汁は飲まないようにしています。
今回はおみそ汁についてお話ししますね。
実は、おみそ汁は高血圧の方にもおすすめできる健康メニューです。
その秘密は、みその持つ高い栄養価にあります。
みそについて
みそは、「畑の肉」と言われるたんぱく質豊富な大豆から作られます。
大豆を塩漬けにし、さらに発酵させることで、みそが出来上がります。
大豆自体に良質なたんぱく質が含まれていますが、
発酵させる事でさらにアミノ酸やビタミン類、ミネラルがたくさん生成されて、
高い栄養価のある「みそ」に生まれ変わります。
みそのひみつ
①良質なたんぱく質
②発酵食品としての高い栄養価(アミノ酸、ビタミン類、ミネラル)
でもやっぱり塩分が多いでしょう。
おみそ汁を飲んだら、
塩分摂取量が多くなってしまうのではないですか?
塩分が高いイメージがあるおみそ汁ですが、
最近の研究によって、①みそ汁を食べる頻度によって血圧が変わることはない
ことが分かっています。
2013年の日本高血圧学会の総会で、
みそ汁を食べる頻度によって血圧が変わることはなく、
減塩のためにみそ汁と減らすことはあまり意味がない、
という研究結果が発表されました。
山崎准・ほか編(2019)『血糖値・血圧・高コレステロールを下げる食事術100 (TJMOOK)』見た倉広重監修,宝島社
塩分や高血圧によって、
血管壁が傷つき、血管が固くなり、老化してしまいます。
さらに、
②1日1杯程度のおみそ汁のある食生活が血管年齢を若返らせるということもわかっています。
つまり、
①減塩のためにおみそ汁を減らすことはあまり意味がない
②おみそ汁のある食生活が血管年齢を若返らせる
おみそ汁のひみつ、分かっていただけましたか?
おみそ汁は
塩分を気にせず、血管老化を防ぐため安心して摂取していただけるメニューです。
おみそ汁を飲んでいいんですね!
早速食事に取り入れてみます。
おみそ汁が好きだけど諦めていた方、
塩分が気になっていた方も、
1日1杯からおみそ汁をお食事に取り入れてみてくださいね。
1)山崎准・ほか編(2019)『血糖値・血圧・高コレステロールを下げる食事術100 (TJMOOK)』板倉広重監修,宝島社
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「#6 健康メニュー おみそ汁を一日一杯から♪塩分は気にしすぎなくて大丈夫👌」