トマトのリコピンが
血圧にいいって聞きました!
効果的な取り方を
詳しく知りたいなあ。
今回は「トマトのリコピンパワーと
効果的な取り方」をお伝えしますね。
1、トマトの「リコピン」の効果
トマトの有名な栄養成分、リコピン。
強い抗酸化力で血管の老化を防ぎ、
血圧を下げる働きが注目されています。
血圧低下を目指している方は
1日に1品、トマト料理を選んでみましょう。
2、リコピンの効果的な取り方は?
ミニトマトは栄養価も高く、
手軽に食べられるのでおすすめです。
またリコピンは
果肉の中の「食物繊維」に含まれています。
よく噛んでもすべてを吸収することはできないため、
トマトをジューサーで攪拌(かくはん)した
トマトジュースがおすすめ。
トマトジュースだったら
手軽にとれそうだ。
3、料理でリコピンを効果的に取るには?
①トマト + オリーブオイル
リコピンは脂溶性で油と相性が良い栄養素です。
油と一緒に取ることでリコピンをしっかり取りこめます。
特にオリーブオイルとは仲良し。
サラダにオイルドレッシングをかけたり、
オリーブオイル漬けなどに。
②トマト + 加熱
リコピンは熱が加わると
吸収されやすい性質があります。
生で食べることが多いトマトですが
加熱して食べるのもおすすめです。
フライパンで炒めたり、
お鍋で煮込んだり、
オーブンやグリルでこんがり焼くのも良いですね。
ワンポイントアドバイス💡
料理に使うときは「トマト缶」もぜひ利用してみましょう。
トマト缶は完熟したトマトを加工するたため、
生食用に比べてリコピンを約2~3倍も多く含むと言われています。
いかがでしたか?
高血圧予防にリコピンを上手に取り入れてみましょう。
<参考文献>
1)山崎准・ほか編(2019)『血糖値・血圧・高コレステロールを下げる食事術100 (TJMOOK)』板倉広重監修,宝島社
『生のトマトとトマト缶、どちらほうが栄養価が高いの?「トマト缶の方がリコピン酸を2~3倍多く含む」』,<https://news.livedoor.com/article/detail/8403032/>.